「塾講師って、副業でやってもバレない?」
そう聞かれることが増えた。実際に俺も本業の会社に隠れて塾講師を副業としてやっていた経験がある。この記事では、そのリアルな経験をもとに「バレない副業術」を徹底的に解説していく。
結論から言おう。
塾講師の副業は、やり方を間違えなければバレない。
でも、ちょっとした油断や知識不足で簡単に足がつくこともある。特に雇用契約の形や所得の申告方法、SNSでのうっかり発言など、注意すべきポイントは山ほどある。
この記事を読めば、塾講師として副業をするうえでバレるリスクを極限まで減らす方法がわかるはずだ。
経験談:本業に隠して副業したリアルな日々
俺は30代の会社員。塾業界とはまったく関係のない企業で働きながら、平日の夜と土日の日中に個別指導塾で教えていた。副業OKな会社ではなかったから、絶対にバレるわけにはいかなかった。
副業を始めたきっかけは、シンプルに「収入を増やしたかった」から。だが、どうせやるなら自分が得意なことで稼ぎたいと思い、学生時代に家庭教師や塾講師のバイトをしていた経験を活かすことにした。
最初はヒヤヒヤだった。職場の人にバレないよう、スーツのまま塾に行ってたし、交通費の申請も慎重にやってた。住民税の通知が職場経由で来ないように市役所に相談にも行った。
結果的に2年以上、本業には一切バレずに副業を継続できた。その過程で学んだ「絶対にバレないテクニック」を以下にまとめていく。
業務委託契約を選ぶ
塾講師の副業をするなら、必ず意識すべきなのが契約形態。
ポイントは「アルバイト契約」ではなく「業務委託契約」を選ぶこと。なぜか?
理由は単純。アルバイトだと「給与所得」扱いになるため、住民税が本業の会社に通知される。それがバレる最大の要因だ。
一方、業務委託契約なら「雑所得」や「事業所得」になるため、確定申告を通じて住民税を自分で納付する選択ができる。
これはめちゃくちゃ大事なポイント。
開業届と確定申告(青色申告)
副業を長く続けるつもりなら、開業届の提出はマスト。開業することで「青色申告」が可能になり、最大65万円の控除が受けられる。
書類の提出は税務署に直接持ち込んでもいいし、郵送でもOK。ただし、開業日は副業を始めた日以前でも遡って申請できるから、少し遅れても問題なし。
青色申告にすることで、帳簿の作成が必要になるが、それを圧倒的に楽にしてくれるツールがある。それもあとで説明する。
freeeを使えば申告作業が一瞬で終わる
俺が使っていたのが「freee会計」。これが革命的に便利だった。
開業届の作成 → テンプレートに沿って入力するだけ
青色申告決算書の作成 → 自動で帳簿から計算してくれる
e-Taxでそのまま申告 → 郵送の手間ゼロ
会計の知識がなくても問題ない。スマホからレシートの写真を撮って経費登録とかもできるから、マジで手間がない。

住民税を自分で納付に切り替える
住民税が本業経由で引き落とされると、副業分の所得がバレる可能性がある。だから、住民税は自分で払う設定にしておくべき。
【手順】
確定申告時に「住民税の徴収方法」で『自分で納付』を選択
心配性の人は、念のため市役所に電話して、住民税の通知先が個人宛になっているか確認
これで副業の存在が会社に知られる心配はほぼなくなる。
年末調整はどうするの?
会社で年末調整を受ける場合にも、副業がバレるリスクがある。なぜなら、会社に提出する書類に「給与所得」や「給与所得以外の所得の合計額」を記入する欄があるから。
ここにありのままの金額を書いてしまうと、本業の収入以外にも副業による所得があることが一発でバレる。これが落とし穴。
バレないための対処法はシンプル。年末調整の書類には副業の所得を記載せず、確定申告で修正する。
そもそも、年末調整の段階で記入する金額は「見込み所得」。確定的な金額ではない。だから、あとから確定申告で正確な金額を修正すれば問題なし。
会社の年末調整では副業のことに一切触れず、あくまで“本業のみ”として処理しておく。それがバレない副業の鉄則。
本業がある場合、年末調整は会社がやってくれる。副業分については確定申告で処理すればOK。
年末調整の書類には「他に所得があるか?」といった項目があるが、業務委託契約で得た副業収入は雑所得・事業所得扱いなので、そのまま「なし」で提出して問題ない。
ただし、年間の副業収入が20万円を超える場合は、必ず確定申告する必要がある。さっきも行ったようにfreeeを使えば一瞬で確定申告が終わる。最高のツールだ。

本業に支障がないような時間管理
副業をバレずに続けるためには、時間の使い方がカギになる。
俺がやっていたのは、平日は仕事終わりの20時以降に授業を1コマだけ入れる
土曜の午前中は家族サービス、午後から塾に出勤
日曜は完全オフにして体力回復などだ。
スケジュールを詰めすぎず、あくまで“余白”の中で働くイメージが大事。これを守れば、本業のパフォーマンスも落ちないし、何より精神的に安定する。
慣れてくれば、コマ数を増やし、夏期講習などで稼ぐこともできる。
特に、オンライン塾やオンラインの家庭教師がおすすめだ。よければその関連記事も見てみてくれ。
まとめ:俺の結論
塾講師の副業は、知識と準備次第で確実にバレずにやれる。
「バレたらどうしよう…」と怯えながらもやってた俺が言うんだから間違いない。
とにかく、
業務委託契約を選ぶ
開業届と青色申告をする
freeeなどのツールを活用する
住民税を自分で納付に切り替える
年末調整と確定申告の区別を理解する
無理のない時間管理をする
この6つを徹底すれば、安心して副業ライフを送れるはず。何か質問があればコメントしてくれ。
また、よければ関連記事も覗いてみてくれ。



コメント