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高知から鹿児島へ最安で行く方法を徹底解説。

四国と九州地図でみると近いが実際の移動は簡単ではない。

そこで高知(四国の端)から鹿児島(九州の端)へ格安で移動する方法を探し続けた結果、一般に知られる車やフェリー、飛行機といった手段ではなく、意外にも岡山経由の新幹線ルートに辿り着いた。

この記事では、自身の体験や試行錯誤のエピソードを交えながら、最安ルートのメリット・デメリット、注意点を余すところなく紹介する。

■自己紹介・旅歴と経験談


俺は長年、国内外を問わずあらゆる移動手段を体験してきた。最初は車やバイクで自由に走り回るのが夢だったが、燃料代や高速道路の料金高騰に直面し、次第にコスト意識が芽生えた。そんな中、バスや電車、さらには飛行機を駆使して移動する旅の面白さに気付く。やはり新幹線は楽だ。各地で数多くの乗り継ぎや予約の失敗、台風によるフェリーの欠便、そして成功体験を積み重ね、結果的に最もお得なルートとして「岡山経由の新幹線」を確信するに至った。旅先での偶然の出会いや、現地の情報に裏打ちされたルート選定は、俺の旅スタイルの根幹をなすものとなっている。

■車・フェリーは割高な理由と実際の事例


高知から鹿児島に直接移動する場合、車やフェリーという選択肢も浮上する。しかし、実際に車で挑戦した時の燃料費、高速道路の料金、さらには予想外の渋滞など、トータルでみると割高感が否めない。特に、フェリーは運賃だけでなく、天候に左右されるリスクや出発・到着時間の不確実性が乗る。俺が一度、フェリーを利用して移動しようとしたとき、台風の影響で大幅な遅延と旅程変更が発生した経験は忘れられない。こうした経験から、効率と安心を重視するなら車やフェリーは最適解ではないと結論付けた。

また高速代金やETC料金、フェリー代金は意外と安くない。

高知から鹿児島までのグーグル上の距離は約600キロ。燃費次第だが、往復2万を見積もる。
高知から三崎港までETC料金4590円(往復9180円)

佐賀関港から鹿児島中央までETC料金5740円(往復11480)

フェリー代は軽自動車(4m未満)7900円(往復15800円ネット・クレジット・往復割引で10%オフ)

普通車(5m未満)9800円(往復19600⇒ネット・クレジット・往復割引で10%オフ)

ここまでで軽自動車で約5万円となる。価格的に悩みものだし、片道10時間かかるので、かなりの疲労になる。

■飛行機は愛媛発鹿児島行きのJALのみの実情

次に検証したのは飛行機だ。速さは魅力だが、実は愛媛(松山空港)から鹿児島へ向かう便はJALのみで、便数が極端に限られている。空港までの移動時間、チェックイン手続き、セキュリティ検査など、見た目の速さ以上に待ち時間が多い。過去に一度、急な予定変更で利用した際、直前の便しか選べず、結果としてプランが大幅に狂った苦い記憶がある。さらに、航空券の料金変動やキャンセル不可の条件もあり、柔軟な旅計画には向かないと判断した。

また、航空券は時期に左右される。俺が言った3月中旬はちょうど繁忙期で、航空券だけで往復7万だった。

■【結論】最安ルートは岡山経由の新幹線利用

数ある手段の中で、最もコストパフォーマンスに優れているのは岡山経由での新幹線利用だ。まず、高知から岡山へは高速バスや特急南風を活用する。実際に利用してみると、移動自体は多少時間がかかるものの、料金は非常にリーズナブルで、移動中の風景や地元の雰囲気を味わえる楽しみもある。最悪スマホで暇つぶしができる。岡山駅に到着後は、新幹線に乗り換え、博多経由で鹿児島へと向かう。このルートの最大の魅力は、予約のタイミングや座席の工夫次第で、往復料金が4万円台に収まるという点だ。俺自身、このルートを試し、安定して予算内に旅を収めることができた。

高知駅⇒岡山駅⇒博多駅⇒鹿児島中央駅

唯一のデメリットは時間だろう。高知から岡山まで2時間半

岡山から博多駅まで2時間半

博多駅から鹿児島中央駅まで2時間半。それぞれの乗り継ぎが50分程度。ざっと10時間程度だ。

これを許容できる場合は、特急南風+新幹線がおすすめだ。

ただし、注意点がある。それは通常料金ではなく、割引料金で買うことだ。次の章で詳しく説明する。

■日本旅行の【山陽エリア ⇔ 九州】プランの魅力

まず、注目すべきは「日本旅行」が提供する【山陽エリア ⇔ 九州】の特別プランだ。バリ得こだま・ひかりを利用することで、岡山から鹿児島(博多経由)の移動がなんと32,000円程度に収まる。通常、新幹線は料金が高くつくが、このプランを使えば、事前に割引料金を確保できる。実際に俺は、スケジュールが合えばこのお得なプランで移動し、時間と費用の両面で大きなメリットを感じた。さらに、プランには座席指定や、乗り継ぎの安心感も含まれており、初めての利用でも迷いなく移動できた。
みずほ・さくらの指定席(岡山から鹿児島中央)が20760円なので、往復41520円。時間はかかるが、バリ得こだま・ひかりの32000円と差額9520円。これを高いと見るか安いと見るかはケースバイケースだが、今回は安さ重視だ。

■【e5489専用】高知観光きっぷで往復8,000円の実力

もう一つ見逃せないのが【e5489専用】の高知観光きっぷ。これを利用すれば、高知発の往復移動が驚きの8,000円程度に収まる。高速バスとの代替も可能だが、時間に融通が利く点が魅力だ。バスの場合は渋滞など、空間的な密室性も感じる。俺が初めてこのきっぷを手にしたとき、その低価格に驚いたものだ。通常料金の往復が12000円程度なので、明らかに安い。実際、高知市内の移動と合わせて利用することで、観光と移動費の両面で大きなコスト削減に成功。短期間で効率よく旅を楽しむ人はもちろん、岡山・高知を仕事で往復するに人にも必須アイテムといっても過言ではない。

■旅としての楽しさと格安移動の醍醐味

単に安く移動できるというだけでなく、旅の過程そのものに楽しみがあるのが、このルートの最大の魅力だ。新幹線のスピード感、岡山の駅周辺での出会い、移動中の会話や車窓の風景……時間がかかる分、普段の旅では気付けない小さな発見が数多くある。俺自身、移動時間を「移動の一部」として楽しむことを心得、読書や音楽、さらには隣に座った人との何気ない会話を楽しむことで、結果として旅全体が豊かになると感じた。4万円台の往復費用という数字は、単なる金額以上の価値を持っている。

また、トラブルも面白い。

特急南風は四国の山々を抜けていくが、いくつかトラブルに見舞われた。それはシカとイノシシとの衝突だ。

緊急停車して何事かと思うと、線路にいたシカとイノシシとの衝突したそうだ。幸い10分程度で発車することができたが、初めての経験で驚いたし、行きは鹿に、帰りは猪に当たるとはまさか思わなかった。そういった大自然を経験できるのも南風の魅力かもしれない。

■デメリット:とにかく時間がかかるという現実

しかし、どんなに魅力的なプランにも一つの落とし穴がある。それは、移動時間が長いという点だ。高速バスでの移動は、途中の休憩や待ち合わせのタイミングも含めると、かなりの時間を要する。さらに、新幹線の乗り継ぎ時間も考慮すると、全体の移動時間はかなり伸びる。急ぎの用事がある旅人にとっては、この点は大きなデメリットだろう。俺も、友人と急遽予定が変わった際には、他の手段を選んだこともある。とはいえ、時間に余裕がある場合は、移動そのものを楽しむ気持ちで乗り切るのがコツだ。

■注意点:4月1日からの料金改定に要注意

これから旅の計画を立てるなら、4月1日から実施される各交通機関の料金改定には十分注意が必要だ。過去にも、急な値上げにより計画が狂った経験があるため、最新の料金情報をこまめにチェックすることが重要だ。俺は、公式サイトや信頼できる旅行情報サイト、さらにはSNSでリアルタイムの情報収集を行い、事前に予約を済ませるなど、余裕を持ったプランニングを心がけている。急な値上げが発生した場合でも、ある程度の価格差であれば乗り切れるが、なるべく早めの行動が失敗を防ぐ最善策だ。

■ルート選定の裏側と今後の展望

旅は常に変動するもの。今回紹介した最安ルートも、今後の料金改定や新たな交通手段の登場により変わる可能性がある。俺自身、定期的にルートの見直しを行い、時には新しいプランを試すこともある。たとえば、最新のLCCの登場や、地域独自の割引キャンペーンなど、予期せぬお得情報が飛び込んでくることもある。情報収集と柔軟な計画変更が、格安旅を楽しむ上での鍵となる。旅の進化に合わせて、俺も常に新たなチャレンジを続ける所存だ。

これらの記事は、実体験に基づいた具体的なアドバイスや、最新のキャンペーン情報、さらには乗り換え時のちょっとした豆知識などが満載で、格安移動のノウハウを深く知る上で大いに役立つ。各記事を合わせて読むことで、より賢い旅の計画が立てられることは間違いない。

■まとめ

高知から鹿児島へ最安で行く方法は、表面的な料金だけでなく、移動中の楽しみや旅の質全体を考えた結果の最適解だ。車やフェリー、飛行機といった一般的な選択肢に頼らず、岡山経由の新幹線ルートという一見遠回りに見える手段こそ、最もコストパフォーマンスに優れている。確かに、移動時間の長さというデメリットはあるが、その分、普段気付けない旅の醍醐味を味わえる。急な料金改定やスケジュール調整の難しさにも備えながら、最新情報を常にチェックし、柔軟な計画を立てることが、成功する旅の秘訣だ。

俺の経験が示す通り、旅の充実度は費用だけでは測れない。たとえ4万円台の往復費用でも、その移動過程で得られる体験や出会い、そして小さな発見は計り知れない価値がある。これから旅に出る仲間には、ぜひこのルートを試しつつ、自身のペースで楽しむ旅を続けてほしい。最新の情報と柔軟なプランニングで、格安移動でも思い出深い旅を作り上げよう。

以上、俺自身の経験に基づいた実践的な情報と、最新のプランを交えた最安ルートの解説。各交通手段のメリット・デメリットを理解し、旅全体を豊かにするヒントとして参考にしてもらえれば幸いだ。

この情報が、次の旅の計画を練る際の手助けになれば最高だ。格安移動でも、旅の楽しさや発見は十分に得られる。最新の料金やキャンペーン情報を見逃さず、臨機応変にプランを調整することで、さらに充実した旅が待っていると信じる。

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