大学生になったら、自由な時間が増える。学問にのめり込むもよし、サークルや趣味に打ち込むもよし。でも、誰もが一度は考えるのが「バイトどうする?」って話だ。
飲食、コンビニ、アパレル……選択肢は山ほどあるけど、「大学生 バイト」で検索して出てくる上位常連が、飲食店や接客業。なんとなく疲れそう?そう労働は疲れるものだ。しかし、塾講師という神バイトが存在する。実は大学生にとってメリットだらけの神バイトなんだよ。今回はその理由を、深掘りして伝えたい。
【時は金なりを体現できる】
圧倒的な高時給。
これはぶっちぎりで強い。家庭教師なら1コマ90分で3,000円とか、塾講師でも1,500円〜2,500円はざら。
これ、飲食で時給1,000円で3時間シフト入るのと比べてみて?移動時間込みで2時間くらいで完結して、収入は同等かそれ以上。しかも深夜じゃなくていい。生活リズムも崩さない。コスパ最強。
実際、俺の友達は週2で家庭教師やって、月に6〜7万稼いでた。テスト期間は休ませてもらえるし、日程も柔軟に調整できるから、学業との両立がほんとしやすい。
【学業と相性抜群。むしろ成績上がる】
教えるってことは、自分の理解を深めるってこと。
例えば数学の問題、ただ解けるだけじゃダメ。人に説明するには「なぜそうなるか」を理解してないと無理。だから、指導準備で自然と復習するし、抜けてた知識もどんどん埋まる。
理系のやつが高校物理を教えてるうちに、大学の力学の成績が爆伸びしたなんて話、結構ある。文系でも、小論文の添削や現代文の解釈に触れてるうちに、論理的思考が鍛えられる。
そして、成績が上がると自信もつく。バイトで稼げて、成績も上がる。これ、最強のサイクル。
しかも、得意科目だけを活かせるってのがでかい。自分の得意分野を伸ばしつつ、それを人に伝える経験ができる。不得意な科目?そんなのは他に良い先生がいます。無理にオールマイティである必要なんてない。
【就活で活きる】
「学生時代に頑張ったこと、何ですか?」
この質問に、胸を張って「家庭教師を3年間やって、生徒を第一志望に合格させました」って言えたら強い。
しかも、それだけじゃない。上司や保護者とのコミュ力、タイムマネジメント、論理的説明能力、計画立案……これ全部、指導経験から自然に身につく。
実際、教育系に進むやつじゃなくても、営業や企画職、IT系でも「相手にわかりやすく伝える力」はめちゃくちゃ評価される。
そして忘れちゃいけないのが、ぶっちゃけ就活に強いバイトなんかないってこと。でも、身につけたスキルは裏切らない。スキルは履歴書に書けなくても、面接での話に深みを与えるし、なにより本番で使える。
【オンライン塾の融通が良さ】
これは塾や所属教室によってルールが違うので注意。
塾講師も家庭教師も、飲食や販売と違って「固定シフト」ではない。特にオンラインは融通が聞きやすい。
基本は週1〜2回、生徒と相談してスケジュール決めるスタイル。
サークルが忙しい時期、テスト前、旅行に行きたいとき……正直、他のバイトだったら「代わり探して」ってなる。でも家庭教師なら交渉次第で「この週は休みにして翌週に2コマやる」とか、超融通効く。保護者とのコミュニケーションが前提となるが。
あと、家庭教師は基本生徒の家に行くスタイルだけど、最近はオンライン指導も主流になってきた。Zoomで1時間教えて、即ログアウト。これほど効率いいバイト、あるか?通勤時間10分30分が意外とストレスになるが、オンライン塾の可能性を他の記事でも紹介しているので、よければ見てくれ。
【人の人生にガチで触れることができる】
生徒の成績が上がった瞬間、志望校に合格した報告をもらったとき……正直、泣く。
自分のアドバイスで、「わかった!」って顔してくれたときの嬉しさ、マジで格別。ファミレスで皿洗っても、接客中にお客さんにありがとうと言われても、その喜びは味わえないだろう。
しかも、ただのバイトを超えて、「人生に関わる仕事」に成長する。信頼関係が生まれて、教え子の親から「●●先生のおかげです」って言われると、「俺なんかでも、生きてる意味あるな」ってなる。
さらに、プロフェッショナルになれる道でもある。自分なりの教え方、工夫、スタイルが確立してくると、「これが俺の教育」って胸を張れるようになる。オリジナリティを発揮できる場所って、バイトではなかなかない。
【コラム1:未経験でも全然いける】
「教えるのって難しそう」「自信ない」って思うかもしれないけど、安心していい。ほとんどの塾や家庭教師センターは、指導マニュアルや研修がしっかりある。
最初は小学生の補習からスタートして、慣れてきたら中学生、高校生へステップアップということも可能だ。何より大事なのは、知識よりも「寄り添う姿勢」。わからないところを一緒に考える、その時間が信頼につながる。
俺も最初はガチガチで赤面症だった。でも、生徒に「先生の説明、わかりやすい、楽しい」って言われて、自信がついた。もちろん、その裏では細かな努力が必要ではあるが。
【コラム2:パフォーマンス命】
塾講師に慣れて1年ほど経ったとき、とある先輩が授業中に水を飲んでて、「大丈夫ですか?」と聞いてしまったことがあった。授業中に水を飲む予備講師も教師もいなかったからだ。
しかしその先輩から、授業のパフォーマンスが落ちて、100%のクオリティで生徒に教えられない状況のほうがやばいと言われた。この言葉にハッとした。
見栄えを気にしてないか?大事なのはわかりやすい授業と、それをきちんと届けること。服装や見栄えではなく、生徒に最大クオリティで教えることを思い出させてくれた。
その先輩は、大学を卒業後、倍率がやばいコンサル業に就職していった。
俺の結論
時給が高い、学業に活きる、就活で使える、自由に働ける、やりがいがある。
こんなに条件揃ってるバイト、他にある?
もちろん、楽なことばかりじゃない。生徒が全然わかってくれない日もある。ドタキャンされる日もある。でも、それを乗り越えて得られる経験と感動は、本物だ。
大学生活、何に時間を使うかで未来が変わる。バイト選びもそのひとつ。金だけじゃなく、成長も仲間も得られる家庭教師・塾講師バイト、ぜひチャレンジしてみてほしい。よければ関連記事もみてくれ。では。


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